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インフルエンザワクチンについて

  • 執筆者の写真: 01 LEARNS STAFF
    01 LEARNS STAFF
  • 2021年8月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年11月22日

インフルエンザワクチン接種についてご紹介致します


・10-11月に接種することをお勧め

・65歳以上 1400円(札幌市の助成使用)

・13歳以上 2800円(税込)

・13歳未満 2回で5000円(税込)



効果(国内データ)


発病阻止の有効率:34-55%

死亡抑制:82%


発症を防ぐというより、重症化を防ぐためのワクチンです。

*平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業

「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」



インフルエンザワクチンよくある質問:何回打てば良いの?


13歳以上は基本1回接種

13歳未満は基本2回接種


ただし、WHO指針では9歳以上は1回接種が提言されており、

今後国内での指針が変更になる可能性もある

*厚生労働省指針



インフルエンザワクチンよくある質問:効果の持続時間は?


投与後2週間程度で抗体価が上昇し、5ヶ月程度持続



インフルエンザワクチンよくある質問:いつ打てば良いの?


1回接種者:10月〜11月

2回接種者:1回目を10月上旬、2回目を11月上旬



インフルエンザワクチンよくある質問:コロナワクチンとの間隔は?


2週間以上空いて入ればO K



インフルエンザワクチンよくある質問:水銀が入っているって聞いたんだけど・・・


確かに防腐剤として少量の有機水銀(チメロサール)が入っています。チメロサールは、水俣病の原因となったメチル水銀より半減期は短く、10倍程度早く体内から排出されると言われています。


また、いつも普通に食べている魚介類には、より多くの有機水銀が含まれています。


例えば、マグロの寿司を一貫食べると、インフルエンザワクチン4回分の接種量と同量の水銀を摂取することになります。


確かにインフルエンザワクチンに水銀は含まれていますが、食事摂取している水銀の量より少量の水銀がワクチンに含まれていることで、「ワクチンは危険」とするのは疑問が残ります。


チメロサールを予防接種で投与することの安全性については、現時点では特に危険はないと考えられています。ただ、不純物であることは事実であり、世の中にはチメロサールフリーのワクチンも存在しています。基本的には、在庫していませんが、ご希望の方はご相談ください。


当院の方針としては、「通常のワクチンでなんら問題なし」と考えていますし、職員や自分の家族にも「通常のワクチン」を投与しています。



その他おすすめのワクチン


・コロナワクチン(投与可能年齢は全員!)

・肺炎球菌ワクチン(65歳以上)

・帯状疱疹ワクチン(50歳以上)

・破傷風ワクチン もしくは Tdap(破傷風、ジフテリア、百日咳)


各ワクチンを勧める理由はまた違う機会に記載します。





 
 
 

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